ホットワックスのかけ方手順


ホットワックス手順

ホットワックスの手順は、いまや各ワックスメーカーの公式動画がそろっていますから、言葉であれこれ説明するより、それらを見た方が良いと思います。

以下に代表的な動画を貼ります。

ガリウム


ペーパーを使ってじっくり塗っていくのが特徴的です。

マツモトワックス


ガリウムよりも更にじっくりと熱を伝えていくところが特徴で、ここまでゆっくりアイロンかける動画は珍しい気がします。逆にこれくらいでは焼け付いたりしないということでしょうか。

TOKO


TOKO公式動画の最大の特徴は、アイロンを往復させているところです。通常、トップからテールに向かって一方向で動かすと説明されますが、あまり関係ないのでしょうか。
また、ワックスを買わせたいだけかもしれませんが、ビンディングをテープで保護した上で、ポタポタ垂らしながら、かなりたっぷりワックスを塗っています。ここまでポタポタたらしながらやるのは真似する必要ないと思いますが、初心者の方は、勝手がわかるまでは最小量で済まそうとせずにたくさん使うことをお勧めします。

これを見ると、マルチスクレーパーが欲しくなります。

SWIX


以前は、海外動画には珍しくワクシングペーパーを使っている動画があったので載せていたのですが、その動画は消えてしまったので、SWIX USAの解説動画を載せておきます。

ホットワックスを2回していますが、1回目はホットワックスを使ったクリーニングなので(暖かいうちにスクレ―ピングして汚れを取る)、ベースプレップワックスを使用していますが、クリーニング用ワックスや、ガリウムの白やピンクといったやわらかいワックスで代用可能(そもそも省略も可能)です。

ブラッシングは細かくて、クリーニングの時はスチールブラシを使っています。その後の本当のワクシングの時は、ブロンズブラシ、馬毛ブラシ、ナイロンブラシの順番と説明していて、これはSWIXの各ブラシの商品説明でもそのように書いてあります。ただ、馬毛ブラシの後にナイロンブラシという順番は珍しい気がします。

共通する重要ポイント

  • アイロンは必ず動かし続ける。最初に垂らしたときにダマになったところにアイロンを押し付けるといったことは絶対にしないようにしましょう。
  • スクレーパーがしっかり研がれており、全員スクレ―ピングが非常に上手。スクレ―ピングこそがポイントなのでしょう。

補論1:ワクシングペーパー

日本語のホットワックス情報をみると、ワクシングペーパーの使用が当然のように説明されていますが、外国人の動画を見ると使っているほうがレアです。

したがって、必ず使わないといけないというものではありません。

また、焼き付き(ソール面の樹脂自体を高温で変形させてしまうこと)防止のために有効という情報もありますが、ワクシングペーパーを使っていようがいまいが、アイロンを同じところに当て続ければ焼け付きはおこりますから、ペーパーを挟むことで焼け付きにくいといった程度です。

しかし、余分なワックスを吸ってくれるので均一に綺麗に塗れる、一緒に汚れも取ってくれる(使うとわかる)、といった利点があるので、個人的には使わない理由はない気がします。最初の難関はスクレ―ピングですから、塗る時にできる限りきれいに塗れた方が断然良いと思います。

究極的には好みの問題で、初心者が硬いワックスを使おうとするときには、もしかしたら引っ掛かりを感じ、かえって焼け付き恐怖に悩まされるかもしれませんが、その場合には、ペーパーなしでやっても全然問題ありません。

補論2:ブラッシング

スクレ―ピング後のブラッシングに関して、一番丁寧なやり方は下記の手順です。

  1. ボアブラシ
  2. ナイロンブラシ
  3. 馬毛ブラシ
  4. ファイバーテックス細目

ただ、初心者がいきなりこんなに道具を揃えなくてはいけないのかというと、その必要性を理解できないばかりか、コスト面的にやってられないと思います。

ではどう簡略化するかですが、個人的には、最初はナイロンブラシ+ファイバーテックス細目がお勧めです。

一般的には、ボアブラシとファイバーテックスが省略されることが多くて、ナイロンブラシ+馬毛ブラシの組み合わせが良く紹介されています。

ナイロンブラシ+馬毛ブラシのみとして、馬毛ブラシの後に、キッチンペーパー等で拭くだけでもよいのかもしれませんが、個人的にはナイロンブラシの後の馬毛ブラシを省略する代わりに、ブラッシングの後にキッチンペーパー等でカスを取ったら、最後にファイバーテックス細目をコルクに巻いて軽く押しながら仕上げるのがキレイになってお勧めです。

せっかくやるのですから、仕上がりは綺麗にしたいというアマチュア魂全開ですが、馬毛ブラシよりはファイバーテックスの方がだいぶ安いですからね。

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